家づくりにおいて、トイレをどのメーカーのどのタイプにするか、悩みますよね!
我が家のトイレを紹介し、みなさんのトイレのお悩み解決のお手伝いができればいいな、と思います
トイレ選びの心配事
私はトイレを選ぶにあたり、次の心配事がありました
- トイレの広さは1畳でよいか、狭くないか?
- 手洗器が小さいと床がビショビショにならないか?
- タンクレスは、停電時に使えなくならないか?
いきなり結論です
1) トイレの広さは1畳でも狭くない
2) 手洗器が小さいと床はビショビショにはならないが、少し水はねがある
3) タンクレスでも停電しても問題なく使える
これを頭において、話しを進めます
トイレメーカーのシェア
大手トイレメーカーと言えば、TOTO、LIXIL、Panasonicですね
各社のシェアは次のようになっています
1位 TOTO 50 – 60%
2位 LIXIL 20 – 30%
3位 Panasonic 10 – 20%
色々なデータがありますが、TOTOが半数以上のシェアを持っているのは間違いなさそうです
TOTOとLIXILの2社で市場シェアの約8割を握るというのは、すごい業界だなあと思います
そんな中、Panasonicは「アラウーノ」で頑張ってますね
我が家は文頭で述べた通り、TOTOの「ネオレストRH」にしました
私の中で、「水回りはTOTO」という思いがあったのと、3社の製品を見る中で1番製品の作りがしっかりしていると感じたからです
我が家のトイレ紹介
TOTO ネオレストRH
TOTOの商品群の中で2番目の価格帯の「ネオレストRH」を採用しました
「ネオレストAH」と同じ仕様ですが、蓋の形状が「AH」は角がありシャープな感じなのに対し、「RH」は丸みを帯びた優しい感じになっています
「AH」と「RH」の選択は、デザインの好みだけですね
一番高価格の「ネオレストNX」は、とてもおしゃれなフォルムでいい感じなのですが、何しろ高価で手が出ません
「ネオレストNX」「ネオレストAH・RH」は、トイレの掃除機能が付いており、他の商品との差別化が図られています
トイレの掃除機能とは、「きれい除菌水」で便器内をシューっと掃除する機能です
トイレやお風呂は、いかに掃除が楽になるか、が重要な選択ポイントですね
しかし、このような便利機能は当然価格が大きく上がりますので、価格重視の方はこのような機能を削れば、コストダウンを図ることができます
機能と価格のバランスを見ることが重要なポイントですね
今のトイレって停電したらどうなるんだろう、タンク付きのトイレにしなければ安心できないのではないか、と思っていました
しかし、今時どのトイレも停電時には手動で排水ができるようになっており、その心配はいらないことがわかりました
そして、我が家のトイレはタンクレスになりました
紙巻き器
「棚付き二連紙巻き器」を採用しました
この「棚」はつかまり立ちの時に手が置ける重要な位置づけとなります
私のような年寄り世帯には必要なオプションです
なお、この「棚」は長さを選べるのですが、トイレスペースの横幅をなるべく広く取りたいがゆえに、短い「棚」にしました
長さは短くても、手が置ければ問題ありません
紙巻き器は二連必要ですね
トイレットペーパーは、いつなくなるかわかりませんので、二連にあると安心です
手洗器
我が家は、トイレの広さを1畳にしました
前に住んでいた家のトイレが広かったので、1.5畳くらいにしたかったのですが、予算の関係でトイレの広さを我慢しました
本当は、洗面ボールを大きなおしゃれなものにしたかったのですが、1畳ではそれがかないません
また、小さな洗面ボールでは、手洗い時に水はねが多く、床がビショビショになるのではないかと心配しました
そこで考えたのが、壁埋め込み式の手洗器です
トイレの広さも確保でき、水はねもないだろうと採用しました
結果は、トイレの広さは問題なく、十分な広さです
しかし、「水はね」は発生します
床はビショビショにはなりませんが、小さな水滴が飛び散ります
考えてみれば、会社の大きな洗面ボールでも、その周りはビショビショになるので、小さなボールでは当たり前ですね
結論としては、「水はね」あまり気にせず、気が付いたときは掃除することにしました
生活上はなにも困りませんよ
トイレ収納
洗面器との一体型の埋め込み式にしました
トイレットペーパーが少ししか入りませんが、他の備品用の収納は後付けで考えています
手すり
手すりは付けませんでした
必要になったらつけることにし、どの壁面でも手すりの取り付けができるよう、壁の補強を左右全面に施しました
壁面に補強を入れておかないと後から手すりを付けられませんので、設計時に要望を出しておくことを忘れないでください!
高齢となった時に、どちらの手が動かなくかわかりませんので、その状況を見てからでも遅くないと判断したわけです
良かった点と反省点
良かった点:トイレは2か所
我が家は平屋ですが、トイレを2か所設けました
名目上は、1個が来客用、1個が家族用ですが、現実としては両方家族で使用します
2か所にしたことで、トイレが混んでイライラすることがなくなりました
また、夜中にトイレへ行くときも、その時に他の家族を起こしてしまう、という気づかいをしなくてもよくなりました
2か所あると掃除が大変になると我が家の奥様は心配していましたが、掃除時間はそれほど長くなく、その負担は多くありません
2か所作ってよかったと思います
良かった点:キッチンパネルの腰板
腰板として、キッチンパネルを張りました
掃除がしやすいですし、見た目も高級感があり満足です
これはつけて良かったと思います
反省点:床材の選択
来客用トイレの床材は、「サンゲツ」のピカピカの黒の材料にしました
TOTOの「ハイドロセラ・フロア」のピカピカの床材が高級感があってよかったため、これと似た材料にしたのです(「ハイドロセラ・フロア」は高価で買えないので)
しかし、ピカピカの濃い色は、傷が目立ちます
普通のタイルでしたら目立たないような傷も光の反射で見えてしまうのです
高価な床材ならこんなことはなかったかもしれませんが、採用した床材はダメでした
これは、大きな後悔ポイントです
まとめ
トイレも毎日使う重要な住宅設備です
トイレは洗面器やその収納も含め、現物を見るととても参考になります
ぜひ、多くの完成見学会へ参加して、いろい色な角度からチェックしてください
きっと満足のいくトイレが見つかるでしょう!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました