住宅を新築する場合、色々な補助金があることは周知の事実です
私の場合、色々な補助金がある中で「長期優良住宅」制度だけ利用しました
今回は、この補助金について解説します
新築住宅の補助金
「新築」「補助金」で検索すると、次のようなワードが出てきます
- すまい給付金
- ZEH補助金制度
- エネファーム導入支援補助金制度
- 地域型住宅グリーン化事業補助金
- 地方自治体の補助金制度
例)県産材使用補助金、住宅ローン利子補助制度
これらについて、ここで解説するよりは、ハウスメーカーや工務店さんへ確認した方が良いと思いますので、詳細は省きます
なぜなら、これらの補助金をもらうには、色々な制約を満足する必要があり、またハウスメーカーや工務店さんの協力が無ければならないので、直接ハウスメーカーや工務店さんと話しを詰めた方が良いからです
補助金の中には、ハウスメーカーさんや工務店さんに技術力が無いと申請できない物もありますので、仕様や条件上申請対象外なのか、ハウスメーカーさんや工務店さんに技術力が無くて申請できないのか、見極めも必要です
見積もりの際に、どの補助金が対象になっていくらもらえるのか確認してくださいね
なお、補助金を申請する際の注意点については、次章で述べますので、それを確認してください
①から⑤の補助金の中で、⑤の自治体独自の補助金制度については注意が必要です
本当に地元のハウスメーカーや工務店さんならば良いのですが、特に隣町の工務店さんや気が利かないハウスメーカーの営業さんの場合、自治体独自の補助金について見逃す心配があります
地方自治体の補助金制度の例として、県産材使用補助金と住宅ローン利子補助制度をあげました
例えば、県産材使用補助金は、私の住む箕輪町にはありませんが、塩尻市や松本市には補助金制度があります
また、箕輪町には住宅ローンを労働金庫で組んだ場合、利子支払い額の20%を補助してくれる制度があります
我が家は、コマツ住研さんへ施工をお願いしましたが、コマツ住研さんは塩尻市の工務店さんであり、松本界隈の制度はよく知っていますが、箕輪町の制度は知りません
つまり、地元の補助金制度は施主さん自身でよく確認しないと、落ちが出る可能性があるのです
新築が決まったら、施主さん自身で、お住いの補助金制度をよく確認することをオススメします
補助金の注意点
補助金をもらうにあたり、その補助金が施主さんのプラスになるか、よく考えてから申請することをオススメします
例えば、県産材を10m3以上使用した場合、30万円の補助金がもらえるとします
県産材って結構割高なんですよね
無理して県産材を使用したら、予定よりも30万円高くなってしまったとしたら、補助金をもらう意味があるでしょうか?
補助金をもらうために、家の仕様を変えなければならないとか、家を建ててから報告の工数がかかるとか、何のための補助金かわからなくなったりしませんか?
また、補助金を申請するためには、申請費用がかかります
この費用についても考えておかないと、補助金がマイナスになってしまうこともあるのです
本当に必要な補助金か、よく考えてから決めましょう!
長期優良住宅
コマツ住研さんから「長期居優良住宅の申請をしますか?」と聞かれ、どんなメリットがあるか最初知りませんでした
長期優良住宅のメリットは、施主さんの状況によって大きく変わりますので、ハウスメーカーや工務店さんによく確認してほしいのですが、施主さん共通のメリットとしては、固定資産税が5年間半額になる、というものがあります
例えば、新築住宅の評価額が1,000万円なら(評価額であり購入額ではありませんよ)
1,000万円 x 1.4% = 14万円
14万円 x 5年間 = 90万円
(固定資産は年々減少しますので、この計算は正しくありません、この計算は目安としてください)
つまり、90万円の半額の45万円程を支払わなくても良いことになります
ありがたいですね
ただし、長期優良住宅を申請するためには、20万円程の費用がかかりますので、実質利益は25万円くらいになってしまいます
この20万円程の費用は、ハウスメーカーや工務店さんに申請をお願いした場合の費用ですが、ご自身で申請すれば5-6万円でよい、という話しを聞いたことがあります
かなり面倒らしいですが、挑戦するのもよいかもしれません
我が家の場合、申請の対象となる、あるいは申請しようと思う補助金がなかったため、結果的に長期優良住宅の申請だけになりました
残念と言えば残念ですが、補助金をもらうために新築したわけではないので、縁が無かったと割り切っています
まとめ
新築住宅で補助金を申請する場合は、次のことに注意しましょう
- 色々な補助金の中で対象が何か、ハウスメーカーや工務店さんとよく話し合いましょう
- 地方自治体独自の補助金は、施主さんがしっかり確認しましょう
- 申請しようとする補助金が、ご自身にとって本当にプラスになるのか、よく確認してから申請しましょう
今回はここまでとします
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました
では、また!