ぼくがやった方法を教えるね
どんな外観の家にしようか、一番最初にドキドキ、ワクワクする、また悩みに悩む大きな課題ですよね
私の家は平屋ですが「おしゃれな平屋の外観を目指そう!」をコンセプトに試行錯誤しながら外観デザインを考えました
これがベストの方法なのかはわかりませんが、悩んでいる皆さんの参考になればと思います
やるべきこと
もし、あなたがプロの設計を活用せず、自分で家の外観やデザインを決めたいと思うのでしたら、取るべき行動は一つです
とにかく多くの家の外観を見て、その中から気に入ったデザインをパクる
デザイン力がある人を除いて、一から理想のデザインを作り出すことは素人には不可能です
したがいまして、私は既存のデザインから自分の好みをパクるのが一番早いし、確実である、との結論に達しました
パクるというと表現は良くないのですが、要は「いいとこ取りをする」と言うことです
多くの家を見る方法
周りの家を見て歩いても参考になる家はそれほど多くないと思います
それではどうすれば多くの参考になる家を見ることができるでしょうか
それは、3つの行動です
- カタログを集めまくる
- 行ける範囲の完成見学会へすべて参加する
- WEBから写真を集めまくる
カタログを集めまくる
おしゃれな外観の写真が載っているメディアは、何と言ってもハウスメーカーのカタログです
しかも、カタログは無料ですから、これを見ない手はありません
もしかすると、この段階で、もう家を建てるハウスメーカーあるいは工務店が決まっているかもしれません
お願いしないハウスメーカーのカタログを見ても仕方ない、あるいはカタログはもらいにくい、なんて思ってはいけません
とにかく、たくさんの家を見ることが重要なのです
カタログをもらう方法は次のいずかです
- ハウスメーカーのホームページから申し込む
- ハウスメーカーのモデルハウスを訪問し、そこでもらう
- カタログ申し込み一括サイトから申し込む
どの方法でも良いのですが、1番と2番の方法は、かなり根性が必要です
大手ハウスメーカーって何社あるかご存じですか?
私が知る限り、20社以上あります
これを1社毎対応すれば、良質の情報を得られる可能性はありますが、効率的とは言えません
家づくりには、検討しなければならないことが山ほどあり、効率化できるところは効率化した方が良いです
最も効率的なのは、3番のカタログ申し込み一括サイトの利用ですね
例えば、有名なのは「タウンライフ」「持ち家計画」「ライフルホームズ」等があります
「タウンライフ」
カタログ一括請求というよりも「間取り作成」を無料で提案してくれるという強みを持つサイトです
持ち家計画
注文住宅を考える方向けの総合情報サイトです
ライフルホームズ
住宅カタログ、メーカーを探すのに適したサイトです
どのサイトでも良いですし、すべて利用しても構いません
一つのサイトがすべてのメーカーを網羅しているわけではないので、複数のサイトを利用するのがベストです
一括サイトはちょっと怪しいなあ、と思うかもしれませんが、心配無用です
カタログを申し込むとハウスメーカーから営業の電話が来ますが、興味が無ければ「自分が考えている家と違う」と断ればよいだけです
私の経験では、大手ハウスメーカーは強引な営業はしませんので、安心してください
家づくりは、ずぶとく進めないといけませんよ
行ける範囲の完成見学会へすべて参加する
家づくりで一番勉強になったのが、完成見学会です
ハウスメーカーのモデルハウスを見るよりも、実際にお住まいになる家の見学の方が数倍、いや数十倍勉強になります
地域の新聞やフリーペーパーには1週間に1件は完成見学会の案内広告が載っています
家づくりの検討を始めたら、地域の新聞やフリーペーパーのチェックを必ずしてください
あなたが興味のないハウスメーカーの完成見学会であっても、何かしら得るものはありますので、ぜひ都合をつけて見学に行ってくださいね
見学へ行くと、連絡先を知られ、営業の電話が来ますが、興味が無ければ「自分には合わない」と断ればよいだけの話しです
その労力を惜しまないようにしましょう!
WEBから写真を集めまくる
私は、この手段も取りました
しかし、結構時間と手間がかかります
正直これで時間を取られるよりも、カタログをじっくり研究する方がオススメですが、カタログが届くまでの時間をWEB検索の時間にあててもよいでしょう
外壁や外観の色の決め方
人によって決め方は様々だと思いますが、私は次のように決めました
- サッシの枠の色を決める
- サッシの枠の色を引き立てる外壁の色を決める
- 雨樋、破風、水切り等の外観の色はサッシの枠の色に合わせる
サッシの枠の色の種類は、それほど多くありません
私は「白」にしました
「白」が引き立つのは、濃い色です
そして、外壁は濃いブラウンのタイルにしました
外壁を濃い色にすると太陽光の吸収率が上がるため、壁の温度も上がります
つまり、断熱性能が良くないと、夏は暑くて・・・ということになってしまいます
夏の暑さを考えると、外壁の色は薄い色の方がよいかもしれませんが、我が家の場合、外壁の温度がかなり上がっても、部屋の中が熱くなるということはまったくありません
雨樋、破風、水切り等も色を決めなくてはなりませんが、サッシ枠と同じ「白」にしました
こうすることで「白」がブラウンの外壁に映えるおしゃれな家になりました
私はサッシの色と同じ色にしましたが、逆に濃い色を使う方も多いそうです
あなたのセンスの見せどころですね!
我が家の外観 まとめ
一言で言うと、我が家は「切妻屋根」のごく普通の平屋です
家づくりの検討開始時は、もっとおしゃれな屋根にしようと思っていたのですが、耐久性や雨漏りのことを考えているうちに、平凡な作りになりました
「もっとモダンな家にしたかった」とグチったりもしましたが、工務店さんには「単純な作りの家が一番いいよ」と慰められました
普通と少し違うのは、屋根の勾配をなだらかにした点です
こうすることで、どっしりとした家になりました
外壁はLIXILの「セラヴィオR」です
「セラヴィオR」は表面が均一ではなく、一枚一枚のタイルが少し凸凹しています
これが陰影となり、見る角度によって色合いが違って見えるのがいいんです
凸凹にほこりや花粉がたまるかな、と心配したのですが、今のところ気になりません
お値段の高いタイルですが、メンテナンスが要らないので長い目で見ればお得かな、と考えています
タイルを使った外観も色々なメーカーのカタログに採用されています
カタログ片手にあなたの理想の家を考えてください
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました