今回は火災警報器など小箱の数々について話しをしようね!
火災警報器、太陽光発電のパワーコンディショナー、太陽光発電の接続箱、分電盤、電力メーターについて、どの場所へ付けるのか、前もって決めておいた方がいいですね
私はあまり考えていなかったものもあり、あたふたしました
小箱の数々 = 計器類の説明をしますので、みなさんがどの場所へ設置するのかの参考にしてください
火災警報器
火災警報器は、2006年6月1日から設置が義務化され、新築はもちろん、既存住宅を含めたすべての住宅に取り付けなければならない機器です
どこへ付けるかは、自治体によって定められていますが、全国共通として、寝室及び寝室のある階段には煙式火災警報器をつけなければなりません
なお、浴室、トイレ、洗面所、納戸などは義務化の対象外です
我が家はすべての寝室と寝室になる可能性のある和室へ設置しました(平屋のため階段はありません)
当初、なぜキッチンにはつけないのかな?と思ったのですが、義務化の対象外なんですね(自治体によってはキッチンが義務化の対象になっている場合もありますので、確認が必要です)
建築中、状況確認のため家を見学していると、工事のお兄さんから「火災警報器は一般的には天井に付けますが、壁の方が目立たなくていいような気がします、どちらにしますか?」と突然問われ、あたふたしました
まあ、壁の方が目立たないと私も思い、壁へ設置することにしました
火災警報器の位置まで気が回りませんよね
我が家の火災警報器は、能美防災株式会社の「まもるくん」です
電池式ですが、寿命は10年です
電池交換を忘れてしまいそうですが、電池交換時には警報が出るということなので安心です
火災警報器が活躍しないよう、火の取り扱いには最新の注意を図りましょう!
分電盤
分電盤は、電気配線の検討時に「脱衣所」の上の方と決めていました
設置した後で、私の奥様が「脱衣所には洗濯機が合ったり、湿度が高いけど分電盤は大丈夫?」と不安なことを口走りました
念のため、電気屋さんへ確認しましたが、湿度が高いと言ってもそれほどではなく、全く問題とのこと
脱衣所への設置はよくケースなので、そんなに神経質にならないでください、と慰められました
しかし、今の分電盤って、とってもスマートですね
(分電盤の隣にある小さな小箱は、太陽光発電量データ用の無線LANです)
太陽光発電のパワーコンディショナー
我が家の太陽光発電のパワーコンディショナーはパナソニック製です
パナソニックの設置条件として「放熱のために上下30cmのすき間がある場所」を要求されました
本当は、もっと天井ぎりぎりの高さに設置したかったのですが、この条件を満たさないと、機器の保証ができない、とまで言われたため、しかたなくこの場所にしました
実際には、発熱はそれほどなく30cmもすき間は要らない感じですが、メーカーとして譲れないところがあるようです
設置条件は、パワーコンディショナーのメーカーによって異なるようですので、みなさんは前もってよく確認しておいてください
太陽光発電については、こちらの記事をご覧ください
太陽光発電用の接続箱
「接続箱」をどこへ付けましょうか? と聞かれ、「接続箱」って何ですか?と聞き返しました
「接続箱」とは、太陽光発電パネルのブロックからの複数の配線をいくつかにまとめて、パワーコンディショナーに接続するための機器です
大きさは、30cm角くらいの小型の箱で、設置場所はどこでもよいと言われました
ウォークインクローゼットの上の方に空きスペースがあったので、そこへ設置しました
特にメンテナンスも要らないし、邪魔にならないところ、と言われたので、この場所を選んだわけです
しかし、こんな小箱が必要だなんて、思ってもいませんでした
電力メーター
電気の検針メーターです
前の家では、検針のたびに中部電力のおねえさんがメーターを見に来ていました
特に、朝方、家の敷地に他人が入ってくるのが嫌だったので、新居は裏口から入れる場所を考えていたのですが、コマツ住研さんからは何の相談もなく、電力メーターは設置されました
せっかく考えていたのになんだよ、と思ったのですが、なんと最新の電力メーターは検針のおねえさんの出番が無いのです(コマツ住研さん、相談する必要が無かったのですね)
検針データは中部電力へ電力メーターから送られるとのことです
つまり、どの場所にあっても検針のために家に入る人はいないということで、私の心配は杞憂に終わりました
まとめ
新築では設置しなければならない小箱(計器)がたくさんあります
- 火災警報器
- 分電盤
- 太陽光発電のパワーコンディショナー
- 太陽光発電の接続箱
- 電力メーター
これらは、設計時に設置場所を決めておきましょう
設置条件が決まっているもの、自由に設置できるもの、色々ありますので設計時にきちんと検討してください
今回は、ここまでとします
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました
では、また!