新居の南側には10m角くらいのスペースがあり、自動車を止めていました
駐車場は別にあったので、このままではもったいないと思い、そのスペースに家庭菜園用の畑を作ることにしました
我が家はシロアリ対策としてタームガードを施工してあります
タームガードは薬剤によるシロアリ対策ですので、野菜へ影響がないか心配する方もいらっしゃるかと思いますが、使用する薬剤の濃度が低いため、家庭菜園には影響なく、野菜つくりをすることができます
畑を作るまでに、かなり苦労しましたので、私の経験を解説し、みなさんにはもっと楽に家庭菜園を楽しんでいただきたいと思います
畑づくり
砂利の撤去
家を建てる時に、空きスペースの活用方法まで決めていなかったため、そこにはとりあえず砂利を敷いてもらいました
そこを畑にするには、砂利の撤去、土づくり、が必要になります
砂利は簡単に取れると思っていたのですが、これがとても大変でした
砂利を敷いてから、その場所には大型の工事車両が幾度となく入り、砂利が土の奥まで入り込んでいたためです
重機で工事をしてもらおうかとも思ったのですが、お金をかけたくなかったため、ひたすら手作業で土を掘り返し、砂利を取り除く作業を行いました
砂利を完全に取り除くことはできませんでしたが、畑にできるレベルにまでなったため、次に土づくりを行います
土づくり
私が所有している畑から土を運び、このスペースへ入れました
土を買うとなると、それなりにお金がかかります
土を入れた後に、完熟牛糞堆肥とワラを入れ、よく混ぜました
牛糞堆肥というと臭いが気になるのでは、と気になる方がいるかと思いますが、完熟牛糞堆肥はまったく臭わないので安心してください(完熟でないと、臭いがあります)
作業中に取り残した砂利が出てきたので、それをまた取り除きます
最後に石灰をまいて土を中和します
ほとんどの土は酸性で野菜が育ちにくい状態になっていますので、アルカリ性の石灰を加えることで中和しておきます
気が遠くなるような作業でしたが、1か月くらいかけて何とか完成しました
反省点
新築に合わせ、家庭菜園スペースを設けたい方は、次のポイントに注意してください
- 新築時に家庭菜園用畑を作りたい場合は、前もって工務店さんへ話しをしておく
- 工務店さんに砂利が無く、土を柔らかい状態にしてもらう
- 重機があるうちに畑を作ってもらうのが楽でよい
堆肥やワラを入れるのは自分で行うとしても、土を柔らかく細かくしてもらうところまでやってもらってください
重機があれば、簡単にできるはずです
野菜づくり
今年は、トマトとスイカを作ることにしました
トマト
地温を上げるため、マルチと呼ばれる黒いビニールシートを敷きます
マルチを敷く前に、完熟牛糞堆肥を再び入れ、そこへトマト用肥料を施します
トマトは水はけが良い方が甘い実をつけるため、土を高く持ってからマルチを敷きます
また、トマトは雨に弱いため、雨除けの屋根を設けます
トマトの屋根用の支柱はホームセンターに売っていますので、それを入手し屋根をビニールで作りました
強風が吹いても飛ばないように、しっかり設置することが重要です
今年は、ここに9本から10本のトマト苗を植えようと思います
植え付けは、5月初旬(今週中)に行いますが、その様子は別途紹介したいと思います
スイカ
上記写真の奥側にマルチが1本敷いてあるのがわかりますが、ここにスイカを作ることにしました
スイカって作るのは難しいと思われるかもしれませんが、そんなことはありません
今の品種って割と簡単に作ることができます
注意しなければならないのは、スイカを作るにはかなりスペースが必要である、と言うことです
ツルがかなり広く伸びるためですが、そのツルにスイカの実がつきますので、それを見越したスペースが必要になります
幸い我が家は畑の奥も広いので(砂利ですが)、そこへツルを伸ばしていくつもりです
植え付けはトマトと同じ5月初旬(今週中)に行います
まとめ
新築に合わせ、家庭菜園スペースを設けたい方は、次のポイントに注意が必要です
- 新築時に家庭菜園用畑を作りたい場合は、前もって工務店さんへ話しをしておく
- 工務店さんに砂利が無く、土を柔らかい状態にしてもらう
- 重機があるうちに畑を作ってもらうのが楽でよい
トマトを作りたい方は次のポイントを抑えてください
- 水はけが良くなるよう高い畝にする
- 雨に弱いため、雨除けの屋根をつける
スイカを作りたい方は次のポイントを抑えてください
- スイカ作りはそれほど難しくない
- 広いスペースを確保する
自分で作った野菜は、本当においしいです
小さなお子さんがいて、トマトが嫌い、ピーマンが嫌い、なんて言う場合は、家庭菜園で一緒にその野菜を育ててください
自分で育てた野菜は、パクパク食べる、っていう話しをよく聞きますよ
今回は、ここまでとします
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました
では、また!