地盤調査と地鎮祭だね!
家の解体が終了し、しばらくたった11月14日地盤調査が行われました
その2日後、11月16日に地鎮祭を行いましたので、その様子をお話しします
地盤調査ってなんだ?
地盤調査とは、家を建てる前に、建物を建てても安全な土地かを調べることです
つまり、地震の時に液状化しないか、地盤沈下しないかを調べるのです
この土地は、前に家が建っていたので、地盤は大丈夫と思っていたのですが、測ってみないと何とも言えないと言われ、ドキドキでした
地盤が安全かどうかは、数メートル離れただけで異なるそうです
今まで家があったから安全とか、隣の家が地盤改良していないから安全とか、言えないそうです(隣のお宅は3年前に新築していますが、その時地盤改良は行っていないと聞いていました)
もし、地盤改良が必要となると、お金がかかります
私は、その予算をとってありません。。。まずい。。。心配でした
調査は、この写真の機械により行われました
「スウェーデン式サウンディング試験」という方法で、スクリューポイントを地盤に貫入させ、その時の貫入に要する荷重と回転数から抵抗値を測定する方式だそうです
地層が軟弱ではなく硬い層があることを調査する、と私は理解しました
作業をしている方に「地盤は大丈夫ですかね?」と尋ねたのですが、「専門家がデータにより判断するので、コメントはできません」と優しくかわされました
一生に一回のことだと思い、会社を抜けだして作業を見ていました
家が建つ予定の4隅と真ん中の測定をしました
作業としては、鉄の棒を下へ入れていくだけで、データがどうなっているか、さっぱりわかりませんでした
地盤改良
もし、地盤改良が必要となると、表層の軟弱層を掘り、セメント系固化材を入れ、元の土を入れながら混合する作業になるとのこと(表層改良工法)
土を掘りセメントと土を混ぜた柱状の補強体をつくる「柱状改良工法」や鋼管の杭を強固な地層まで打ち込む「鋼管杭圧入工法」などあるそうですが、普通は「表層改良工法」でよいそうです
最近大きな地震で液状化現象が各地で見られます
あの状況をニュースで見ましたが、せっかく建てた家が傾いていく様子は見るに堪えません
地盤調査の重要性を再認識しました
地盤調査後、翌日に「地盤改良は必要なし」と連絡をいただきました
ひとまず予算外の出費をせずにすみ、ほっとしました
地鎮祭について
工務店さんとの話し合いで、上棟式はやらないが、地鎮祭はやりましょう、ということになりました
上棟式は最近はやらない施主さんが多く、もし上棟式をやるとご祝儀等お金がかかるので、工務店としてもオススメしない、そのお金を家づくりに使った方が良い、とアドバイスしてくれたので、それに従いました
地鎮祭は「建物の建設が始まる前に安全祈願をする儀式」ですので、私としては「やらない」という選択肢はありませんでした
式の準備や神主さんのお願い等一切を工務店さんへお願いしました
私が用意したのは、初穂料(玉串料)とお供え物だけです
初穂料はいくら?と思いましたが、工務店さんがいくら包めばよいか教えてくれました
お供え物も用意するものをすべて教えてくれました
主なものは、お米、お塩、水、お酒(お神酒)、尾頭付き鯛、野菜、果物です
他の飾り物は、工務店さんが用意し、飾りつけもやってくれました
お供え物で悩んだのは、「お酒(お神酒)」と「尾頭付き鯛」のお値段です
お値段はピンからキリまでありますが、大切な行事ですので、高めのものを用意しました
ところが、式の当日、工務店さんから「お供え物はすべて神主さんが持って帰るから帰り際に持たせてください」と言われ、中くらいの価格にすればよかった、と不謹慎にも思ってしまいました
式への参列者は、我が家の家族と工務店さんだけでしたが、私はジャケットを羽織り、少し形式的な格好をしました(工務店さんは作業着でしたよ)
式次第は、神主さんから前もって説明がありました
地鎮のメイン行事の忌鎌(いみかま)を使った草刈初(くさかりそめ)を私が行い、忌鍬(いみくわ)を使った穿初(うがちそめ)を工務店の社長さんが行いました
草を刈るときの「えい、えい、えいー」の声が良かったと娘に褒められました
式が無事終了し、お土産に神主さんと工務店さんへ「紅白饅頭」をお渡ししました
やはり、お祝いには「紅白饅頭」ですよね
神主さんへお供え物をすべてお渡ししたのですが、神主さんから「尾頭付き鯛」はご家族でお召し上がりください、と返していただきました
「先ほどは、不謹慎なことを考え申しわけありませんでした」と心の中でお詫びしました
まとめ
地鎮祭が無事終了し、次はいよいよ基礎工事が始まります
工事は、12月頭から始まる予定です
12月になるとこの辺りは雪が心配です
工事が無事に進むよう改めて祈念しました
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました