今回も省エネネタです
対策に入る前に、データ分析をしっかり行うのは、非常に大切です
すべて理論的に取り組まなくてはなりません
今回は、中部電力の「カテエネ」で提供してもらえる時間別電気使用量をじっくり見ることにしました
使用したすべてのデータは、中部電力ミライズのカテエネから引用させていただいたものです
12月の時間別電気使用量
最近の電気使用量が一番少なかった日(12月1日)と一番多かった日(12月3日)の時間別電気使用量を比較してみました
12月1日の電気使用量は23.9kWh、12月3日は35.0kWhでした
データを見ると、深夜2時から5時の使用量に大きな差があることがわかります
この時間帯は、エコキュートが湯沸かしをしている時間ですから、エコキュートの稼働状況に差がある、と言えます
12月3日の深夜は冷え込みが今年一番でしたので、水温が下がり電気使用量が増えたと考えられます
こうやって改めてデータを見ると、深夜での電気使用量の多さにびっくりしましたが、冬場の水温のコントロールは自分ではできないので、節電対策としては頭の痛い結果となりました
なお、10時から15時までほとんど電気使用が無いのは、太陽光発電の威力です
時々使用が見られるのは、太陽が雲に隠れてしまったためですね
また、12月3日は土曜日ですので、デイタイムは無く、ホームタイム・ナイトタイムのみになっています
エコキュートの節電モード
現時点で、我が家のエコキュートは「おまかせ」モードになっており、節電モードになっていません
節電モードには、レベル1と2があり、レベル2の方がより節電性が上がります
ただし、お湯切れの可能性が出てくるため、その選択は慎重にしなければなりません
我が家のエコキュートの容量は460Lですが、1日の使用量は約200Lで満タン時の半分です
お風呂は160L入れていますので、そんなもんですよね
残り半分もあるのだから、お湯切れの心配はと考え、まずはレベル1に設定しました
節電モード設定時に期待できる節電量が表示されるのですが、なんと「168Wh」でした
思っていたよりも少ないです(涙)
これくらいの効果ですと、気温差でその効果が消し飛んでしまうと思われます
そうは言っても、何もしないよりも良いかもしれませんので、しばらくレベル1で様子を見たいと思います
他にできること
深夜に他にできる節電対策は無いか考えました
エコキュート以外で深夜に電気を使用しているものと言えばエアコンです
エアコンをOFFにすれば間違いなく、電気使用量は減りますが、問題は室温がどれだけ下がるかです
冬でも暖かい家を目指して導入した床下エアコンですが、節電のために寒い家に戻るのはちょっと違うかな、とも思います
今年の12月は昨年よりも暖かい気がしますので、試験的に深夜3時~4時の1時間についてエアコンをOFFにしてみました
このことは家族には内緒で、どんな反応が出るか見ることにします
これが深夜3時~4時の1時間についてエアコンをOFFにした時のデータです
3時~4時は通常3kWhの電気使用量となるのですが、やはり少なくなっていますね
また、4時~5時にエアコンの再稼働による急激な電気使用量の増加を心配したのですが、それほど多くなっていません(正確には、エコキュートの稼働にまぎれて、エアコンの稼働電気使用量がわかりません)
家族からも寒いといった苦情もなく、設定変更に気が付いていない様子です
この冒険は、外気温の影響を強く受けると思いますが、寒いと感じるようになるまで続けようかなと思います
また、この日は8時から17時の間、エアコンを止めました
エアコン以外の電気使用量が0.3kWhくらいありますので、これが冷蔵庫や待機電力の電気使用量と考えられます
使用量としては少ないのですが、この辺の削減についても取り組まないといけないですね
まとめ
- 深夜のエコキュートによる電気使用量は非常に大きい
- 特に寒く水温が上がると急激に使用量が増える
- エコキュートには節電モードがあるが、お湯切れに注意しながら設定する必要がある
- 深夜での床下エアコンOFFに挑戦する
最近、節電に取りつかれていますが、生活に支障をきたさぬよう注意しながら挑戦したいと思います
今回は、ここまでとします
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました
では、また!