どんな工事なのか、ワクワクしますね
いよいよ基礎工事が始まりました
12月9日に始まって、終了したのが年を開けて1月30日でした
心配した雪も少なく、順調に工事が進みました
我が家の基礎工事を工程を追って解説します
地縄張り
「地縄張り」は、建物の正確な位置を出す作業です
基礎工事が始まる2日前に、私立会いの下、杭が打たれました
その時、土地が傾いているため、どこを基準にするか聞かれ、あたふたしました
基礎屋さん、工務店さんと話し合う中で、この写真の奥側を基準にし、手前側に土を入れることにしました
こんなことを突然聞かれても困ってしまいますが、こんな時はパニックにならずに、プロの話しを聞きながら、最善策を考えましょう!
根切り
凍結深度まで基礎の底を上げる必要がありますので、土を掘り上げます
長野県は寒い地域ですので、必須の作業となります
また、前述した通り、この作業で家を建てる土地の水平だしを行います
基礎工事では、かなりの量の土が余ります
基礎屋さんから土の捨て場がないか相談されましたが、ちょうど土を入れたい土地がありましたので、そこへ余った土を入れてもらいました
基礎屋さんは土を運ぶ手間を省くことができ、私は土を入れることができ、まさに一石二鳥でした
砕石敷き
基礎形状に合わせて地面を掘削し、砕石を敷きと転圧を行い基礎の基礎作りを行います
重機1台で見事に仕上げていきました
さすが、プロのお仕事と感心しました
防湿シート敷き・捨てコンクリート
地面からの湿気が基礎に侵入しないよう防湿シートを敷き、基礎形状を正確に造成するために捨てコンクリートを外周部に施工します
「捨てコンクリート」って初めて聞いたのですが、防湿シートの固定と密封と土台の安定性を向上させる重要な役割があります
見積書をよく見ると、しっかり「捨てコンクリート」のお金が請求されていました
また、前に住んでいた家は、北側が湿気でかなりカビ臭かったのですが、これだけ床を防湿シートで覆えば、湿気の心配はなさそうですね
基礎配筋・床ベース生コン打設
設計強度を出すために、重要な工程です
どうやって確認するのかな、と思っていたのですが、第三者の検査員が検査に入っていました
検査が終了し、OKがでると床ベースの生コン打設です
今日は、いつもの基礎屋さんともう一人の二人で作業をしていました
なお、写真に見える水色のところは、断熱材です
我が家は、基礎外断熱ですので、一般のお宅とは基礎工事の工程が違うと思います
基礎内部立ち上がり型枠組
基礎工事の内部立ち上がり型枠組を設置します
我が家は、基礎工事の内部立ち上がり型は断熱材の内側に設置されます
従来のお宅は、この断熱材がないのですよね
ちょっと変わった風景に見えますね
アンカーボルト設置・生コン打設
基礎の立ち上がりにアンカーボルトを設置し、そこへ生コンを打設します
ここで、私の奥様がアンカーボルト付近にクラックあると騒ぎ出しました
確かにひび割れがあります
しかし、これは心配にはおよびません
基礎立ち上がり部の水平を出すため、レベラーとよばれる専用のモルタルを基礎の天端に施工しますが、このレベラーにひびが入ることはよくあることです
このひび割れが基礎の強度に影響を及ぼすことは全くありませんので、心配な方は他のサイトもチェックしてください(笑)
養生・型枠ばらし
コンクリートの乾燥を待って型を外します
基礎がほぼ完成しました
写真に見えるオレンジのパイプはシロアリ防除の「タームガード」の配管です
シロアリ対策の「タームガード」については、「コマツ住研の評価」と言う記事で少し触れていますが、別の記事でもう少し詳しく解説したいと思います
雑コン・仕上げ
玄関ポーチ等残りの仕上げです
我が家は、玄関ポーチ、勝手口、ウッドデッキの工事を行いました
以上で、我が家の基礎工事は終了です
我が家では、床下を一つの部屋とするため、基礎の立ち上がりがありませんね
これからどうなっていくか、楽しみです
まとめ
1.5か月にわたる基礎工事が終了しました
工事途中、雨や雪が降り、コンクリートの乾燥を心配しましたが、無事工事が終わりホッとしました
特に、基礎内部立ち上がりのコンクリート打設においては、朝から天気が崩れるかもしれないという状況で、工事を行うか否か朝まで工務店さんと悩みました
今となっては、よい思い出です
基礎工事は重要ですので、途中工程の写真を撮りまくりました
ちょうど年末年始休みがあったので、毎日現場へ通うことができ、本当に良かったと思います
これから新築する皆さんも毎日現場へ通うことをオススメします
現場を見てもわからない、なんて言わずにせっせと通ってください
勉強になりますよ
今回は、ここまでとします
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました