新築の場合、電源コンセントをどこへいくつ付けるか迷いますよね!
どうやって決めるのか、考え方はいくつもあると思いますが、私なりに考えた方法を解説しますので参考にしてください
やっと新築したのに、コンセントをつけ忘れた!なんてことがないように、しっかり検討しましょう!
考え方の解説
使用する家電のリストアップ
まず、あなたの家で使用する家電をリストアップします
テレビ、ブルーレイレコーダー、電話、冷蔵庫、炊飯器、電子レンジ、コーヒーメーカー、トースター、掃除機、空気洗浄機、ドライヤー、パソコン、モデム、無線LAN、スマートスピーカー、スマホ充電器、照明、洗濯機、電動歯ブラシ、ホットクック、アイロン、脱臭機、加湿器などなど
落ちが無いように、リストにします
また、今は使っていないけど、将来欲しい家電もリストへ入れてください
わたしがオススメする家電はこちらで紹介しましたので、よろしければ読んでください
使用場所を家電リストへ追加
作成した家電リストへ、その家電をどの部屋で使用するか、使用場所を追記してください
テレビ、ブルーレイレコーダーはリビング、冷蔵庫、炊飯器、電子レンジ、コーヒーメーカー、トースターはキッチン、掃除機は充電式だから寝室で充電しよう、といった具合です
私のようにオーディオが好きな方は、リビング等一箇所に設置することになりますので、かなりの数のコンセントが必要になります
落ちが無いようにリストアップしましょう
ちなみに私のオーディオの一覧はこちらの記事にあります
新築に合わせ、ホームシアターを設置したい方は、工務店さんと相談しコンセント位置を決めてください
特殊設備は、プロにお任せするのが良いと思います
また、インターネットを光回線で引き込んでいる場合、どこへ引き込んで配線するか考えましょう
我が家の場合、書斎の机の下へ引きこみましたが、詳細は次の章で説明します
そうやって、すべての家電をどの場所で使用するかリストへ書き込みます
コンセント位置を図面へ落とす
作成したリストを元に、コンセント位置を図面へ落とします
なお、コンセントの位置は低い位置か高い位置(床から90 – 100cm)を指定します
間取り図へ順にコンセント位置と必要数を書き込みましょう!
なお、間取り図でお悩みの方は、こちらの記事を参考にしてください
それでは、間取り図と作成したリストを用意し、コンセント位置の検討に入りましょう!
まず、玄関です
玄関にはコンセントが必要でしょうか?
我が家では、くつ箱の上に照明用のコンセントを設け、もし掃除機を使うとしても、そのコンセントから電源が取れるようにしました
次は書斎です
書斎の机の下へは、インターネット回線用のコンセントを集中設置しました
書斎の机の下へ、モデムとルーター、電話機を入れ、ルーターから各部屋へLANを配線するようLANコンセントも設置しました
リビングのLANコンセントは無線LAN機器へつなぎ、無線でインターネット接続ができるようにしました
また、LANコンセントはリビングのAVボードの中と各部屋へ設置し、各部屋では有線でもLANを使用できるようにしました
各部屋では無線でLAN接続ができるのですが、電波が弱くなったり、接続スピードが遅くなったりするのが嫌で有線接続もできるようにしたのです
電話機は、書斎机の下では使いにくいのですが、無線子機をリビングへ置き、普段はその子機を使用するようにし、電話線の引き回しをしないようにしました
ダイニングへはダイニングテーブルの横に焼肉用のコンセントを設置し、低い位置には掃除機用のコンセントを設置します
また、ルンバ用のコンセントや空気清浄機用のコンセントは。。。という具合に、家電毎に設置位置を決め、間取り図へ書き込んでいきます
なお、この時に家具の位置も決めておかないといけません
せっかく設置したコンセントが家具に隠れて使えなくなることがあるからです
特に寝室については、ベッドの位置やサイドテーブルの位置を前もって決めておいてください
ベッドを置いたら、コンセントが使えない、なんてことが無いようにしましょう
我が家の場合、コンセントの位置や数はすべて自分で決め、最終的に電気屋さんの意見を聞きました
工務店さんによってやり方が違うと思いますので、前もってコンセント位置の設計はどうすればよいか、よく相談しておくことをオススメします
屋外のコンセント
屋外のコンセントも忘れずに検討してください
我が家の場合、ウッドデッキ横にバーベキューに使用できるコンセントと庭先で使用できるコンセントを設置知ました
庭先で使用できるコンセントは、将来的に電気自動車を購入した時に200Vへ電圧変更し使おうと思っています
当初、200Vで設置をお願いしたのですが、100Vで設置しても200Vへの変更は簡単にできるので、100Vで設置し使えるものにしましょう、と電気屋さんのアドバイスがあり、その通りにしました
200Vで設置した場合、100Vでは使えなかったわけですから、よいアドバイスをいただきました
その他注意点
アダプタがでかい機器
OA機器など時々電源アダプタが巨大な機器があります
このような機器をコンセントへ繋ぐと、二くちコンセントのうち、その一つが使えなくなってしまう場合があります
前もって、機器のコンセントの大きさを確認しておくことをオススメします
棚の中へのコンセントの設置
棚の中へコンセントを設置する場合、電源ラインの取り回しを確認しておく必要があります
たとえば、家電を棚の上に置く場合、棚の下から電源ラインを取らなくてはなりませんので、その棚に電源ラインを通す穴が必要になります
穴を通して電源ラインが取ればスマートに家電を設置できるのですが、穴がないと電源ラインが表に出てきてしまい、見た目が悪くなりますし、最悪の場合、家電が設置できない、なんてこともあり得ます
棚に穴が必要か否か、いくつ必要か、よく検討しておいてください
お値段の相談
こうして出来上がったコンセント設計は、あなたの希望通りのものになっていますが、大事なお値段を考慮していません
見積もりを取った上で、余分なコンセントが無いか、よく検討してください
コンセント1個当たり、いくらするのか、種類によっていくら違うのか等工務店さんと相談して予算内におさめてくださいね
まとめ
以上、まとめると次のようになります
- 使用する家電のリストアップを行う
- 家電の使用場所をリストへ追加する
- リストを図面へ落とし、コンセント設計を行う
- 屋外コンセントも忘れずに
- 巨大アダプタ、棚のコンセントに要注意
- お値段の確認を行い、コンセントのつけすぎに注意しましょう!
我が家の場合、コンセントが足りないということはないのですが、逆に使っていないコンセントがいくつかあります
使えないコンセントではないので、レイアウト変更などでいずれ使うことになるでしょう!
コンセントを追加するとその料金もたいへんですので、コンセントが足りないよりも多めの方が良かったと思っています
今回は、ここまでとします
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました
では、また!