これから暖房の季節なのに家計へのダメージは計り知れないものがあるね!
でも我が家は高気密・高断熱住宅だから実害はあまりないんだよね
私が住む長野県は、内陸部ということもあり、ガソリン代や灯油代がかなり高価になっています
レギュラーガソリンで定価175円/リットル、灯油で110円/リットルというお店もあり、とんでもないことになっています
原油の値上がりに伴い、電気代も電力各社一斉値上げになっています
高気密・高断熱住宅に住みだしてから1年ちょっとたち、2回目の冬を迎えるところですが、エネルギーに関する家計について考えてみたいと思います
我が家のエネルギー収支
我が家はオール電化ですので、エネルギーは電気代のみです
1年間の収支については、こちらの記事で解説しました
また、太陽光発電のメリットについては、こちらの記事で解説してあります
この太陽光発電の収支計算の中では、電気代の値上がりについて3%で読んでありますが、今年の電気代の値上がり率は、10%を超えています
実は、電気代が値上がりしますと、電気代の支払額が増えますが、支払わなくてはならない電気代を太陽光発電でカバーできる、つまり太陽光発電から得られるメリットも大きくなるのです
メリットとは、太陽光発電設備代金の回収が早くできる、ということですね
この収支はよく考えないと混乱していまいます
つまり、我が家のように太陽光発電パネルを設置して、オール電化で高気密・高断熱住宅の場合、電気代の値上がりは、家計への影響はあまり感じないのです
我が家はどれくらい得をしているのか?
新築前の我が家は、暖房、お風呂を含めた湯沸かしについて、灯油を使用していました
その時にどれくらいの灯油を使用していたのか記録は無いのですが、2016年の統計データによると、長野県の灯油使用量は一人当たり156.13リットルとのことです
我が家は三人家族ですので、約470リットルを使用していた計算になります
ちょっと前まで灯油は80円/リットルでしたので、灯油代は、37,600円となり、灯油代が110円/リットルでは51,700円になります
値上がりの影響は、14,100円というわけですね
各家庭の事情で使用量は大きく変わると思いますが、我が家では少なくともこの灯油代がゼロになり、値上がりの影響も受けないことになったわけです
では、その分電気代が増えたかというと、増えておらず、逆に減っています
減っているのは、太陽光発電によるところが大きいのですが、昔の家でかかっていた凍結防止ヒーターの電気代が無くなったことも大きいと考えています
キッチンのIHヒーター使用により電気代は増えますが、昔使用していたプロパンガス代がかかりませんので、プロパンガスの基本料金を考えますと、節約になったと思います
灯油を使用しなくなったのは、高気密・高断熱住宅にしたためではなく、オール電化を採用したためですが、機械装置を最小限にした高気密・高断熱住宅により節電できていることは間違いありません
電気代・灯油代高騰に対抗する高気密・高断熱住宅
先週の信濃毎日新聞に「灯油高騰に対抗する高気密・高断熱住宅へのリフォームが人気」という記事が出ていました
一般住宅をリフォームして高気密・高断熱住宅にすることで、暖房費を節約できる、という主旨の記事です
正確に言うと、リフォームにより住宅の高気密化はできません
いくらリフォームで気密性を高めようとしても無理があり、C値=0.5以下を狙うのであれば、新築しか選択肢はないと思います
しかし、リフォームにより断熱性を高めることはできますので、暖房費を節約できるようになる、というのは間違いありません
以前述べました通り、リフォームは新築にはかないませんが、リフォームによる断熱性の工場は電気代・灯油代高騰に対抗する良い手段と言えますね
ただし、もし、ゼロエネルギーを狙うのであれば、新築しかないと私は思います
もし、みなさんがリフォームによる高断熱化を考えているようでしたら、施工先は慎重に選択することをオススメします
どんな断熱材をどれくらい使用するのか、サッシは何を使用するのか、冷暖房はどのような方式をとるのか、よく相談してください
特に、サッシにはお金をかける方が良いと私は思います
まとめ
- 高気密・高断熱住宅である我が家は灯油高騰、電気代値上がりの影響はない
- 電気代や灯油の値上がりのストレスから解放されるには、高気密・高断熱住宅でオール電化、太陽光パネルの設置がオススメです
2年前まで灯油の安売りを狙って灯油をせっせと購入、運搬していました
この作業がなくなり、また灯油の値上がりを心配することがなくなり、精神的にとても楽になりました
やはり、ストレスなく暮らせることが一番の幸せですね
今回はここまでとします
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました
では、また!