前回の記事で、SwitchBotボットによる床下エアコンの稼働について紹介しました
今回は、床下エアコンの稼働時間と室温の関係を調べましたので、その結果について報告します
安上がりな床下エアコンの稼働時間
まず、室温を一定にし、かつ電気料金が安くするためには最適な床下エアコン稼働時間はどうあるべきか考えました
前回の記事でも述べましたが、電気料金を安くするためには、デイタイムの電気使用を控える、あるいは天気の良い太陽光発電の恩恵を受けられる日だけデイタイムを使用する、かつ太陽光発電の恩恵が得られない15時~17時の使用をやめる、ということになります
つまり、天気の良い日のエアコン稼働時間は、10時から15時と17時~翌日8時までとします
天気の悪い日は、17時~翌日8時のみ稼働します
この条件で、室温はどうなるか調査しました
室温のデータ
室温計測は、Nature Remo の温度センサーを使用し、1時間ごとにデータを自動取得しました
グラフのグレーの時間はエアコンが稼働していないことを意味しています
また、3日間の調査で真ん中の11/23が雨のため、17時~翌日8時までの間だけエアコンを稼働しました
天気が良い日の特徴としては、10時にエアコンのスイッチを入れると、室温が上昇していますが、これはエアコンの稼働によるものではなく、日射取得による室温上昇と考えられます
なぜなら、床下エアコンはスイッチオンですぐに室温は上がらないからです
また、朝方に室温が上昇したり下降したりしていますが、この原因は私の奥様がエアコンの設定温度を変えてしまったためです
設定を変えなければ、22℃をキープしたと考えています
なお、通常のエアコン設定は、21℃を上限としています(室温が21℃を上回ったら暖房しない)
また、21℃上限なのに22℃平均というのは、計測位置の温度差と考えています
以上のデータから、10時から15時にエアコンを稼働しなくても室温の下降がほとんどないため、17時~翌日8時の間だけのエアコン稼働で十分ではないか、と考えました
実証
17時~翌日8時の間だけのエアコン稼働で十分なのか、実証してみました
室温が下がったところは、奥様が設定温度を下げたところで(20℃へ下げた)、室温が上がったところは、設定温度を元へもどしたことがわかっています(21℃へ上げた)
エアコンの温度設定は変えないように奥様へは話をしたのですが、私の言うことはなかなか聞いてくれません(笑)
もっと裏付けとなるデータを取りたかったのですが、なかなかうまくいきませんでした
しかし、設定さえ変えなければ、17時~翌日8時の間だけのエアコン稼働で十分だという感触をえることができましたので、このまま様子を見たいと思います
なお、重要なのはこの設定で電気料金の節約ができたのか否かです
電気使用量のデータ解析もしなければなりませんね
12月になれば外気温もより下がることから17時~翌日8時の間だけのエアコン稼働で十分か不安がありますが、室温データを見ながら最適解を求めていきたいと考えます
まとめ
- 11月は、17時~翌日8時の間だけのエアコン稼働で十分快適な生活ができる
- ただし、電気使用量のデータ解析もしなければならない
- 一番の課題は、同居者との体感温度の違いである
今回は、ここまでとします
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました
では、また!