家づくり論

お風呂の換気扇

ねこちゃん
ねこちゃん
お風呂の換気扇って24時間まわしているよね?
いぬくん
いぬくん
カビはイヤだからね!
でも、最近24時間まわす必要があるのか疑問を持っているよ!

最近、電気料金をなるべく安くできないか、とずっと考えています
何しろ、「冬季節電プログラム」へ参加中ですからね!!

冬季節電プログラム
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先日は、床下エアコンの24時間稼働をやめようとSwitchBotの導入を紹介しました
現在、その効果を確認中ですが、他に節約できるところがないか、家を見まわしたところ、お風呂の換気扇が24時間まわっていることに気が付きました

本当にお風呂の換気扇は24時間まわさないといけないのでしょうか?

お風呂の換気扇の役割

誰もが知る通り、お風呂の湿気を排出し、湿度を下げることでカビの発生を防ぐのが換気扇の役割ですね
湿度を60%以上が続くと、カビが発生しやすくなりますので、湿度を60%未満にしなければなりません

でも、24時間換気しないと湿度は下がらないのでしょうか?

本当にそうなのか、ちょっと気になったので、お風呂の湿度データを取ってみることにしました

SwitchBot温湿度計

お風呂に湿度計を置いて、湿度がどのように変化するのかデータを取ってみました
使用した湿度計は、今お気に入りのSwitchBot温湿度計です
Nature Remoの湿度センサーも使えるのですが、Nature Remoは電源が必要なため、お風呂には不向きです

そこで、これからの室温・湿度管理に使えると判断し、SwitchBot温湿度計を購入しました
この温湿度計は電池駆動で、置いておくだけでデータ収集ができますので、今回のような調査にはもってこいです


また、SwitchBotハブミニを導入すれば、外部からでも温湿度を見ることが出来るようになります
SwitchBotハブミニの導入でSwitchBot製品の用途が広がりますので、SwitchBotハブミニは是非とも欲しいアイテムです

お風呂の湿度調査

さて、いよいよデータ取りです

換気扇は24時間稼働とします
なお、お風呂のドアは洗濯のお湯取り時以外は閉めています
また、お風呂の水はほぼ毎日18時に入れ替え、入浴時間は18時半から23時の間に済ませるのが我が家のルーティーンです

さて、データは次のようになりました
湿度データ1湿度は、入浴時には90%まであがり、朝6時半で49%となり、その後50%前後の値となりました

つまり、湿度は最大値から6~7時間で最小値となったということです
換気扇は見事にその役割を果たしていますが、思っていたよりも最小値まで到達するのに時間がかかりました

換気能力の調査

では、最小値まで下がった状態で換気扇を止めた場合、湿度はどうなるでしょうか?
(お風呂のドアは閉めたままです)
湿度データ2湿度は徐々に上昇し、71%まで上がりました
湯船の水分が徐々に蒸発していくのでしょうか?
予想以上の上昇率です

リビングの湿度は50%でしたので、お風呂の湿度は非常に高いですね

これでは、換気扇を止めるわけにはいきません

換気扇の重要性を再認識しました

では、換気扇を止めると同時にお風呂のドアを解放したらどうなるでしょうか?

湿度データ3お風呂の湿度は、朝5時半時点で54%となり、その後安定していたため(今日は朝から雨のため、湿度が高く、リビングの湿度は53%です)、換気扇を止め、お風呂のドアを解放しました

直後に湿度は55%に上がりましたが、その後湿度の上昇はなく、11時半には54%に戻りました
その後、お湯を入れ替える18時まで湿度は上がることなく52%で落ち着きました

このデータから、ドアを解放すれば換気扇を回さなくてもよい、と私は考えました

湿度データ41日だけのデータで判断するのは心配なため、別な日にもデータを取りました(2日間のデータです)

2日間のデータは、いずれも同じ動きをしました

 

まとめ

  1. お風呂の換気は、換気扇を18時から8時まで回し、8時から18時はお風呂のドアを開けて換気扇は停止しても問題ない
  2. 換気扇を停止してもドアを開けておけば、湿度が上がることは無い

今回の検証により、換気扇の稼働を24時間から14時間へ減らすことが出来そうです
電気料金の節約としてはわずかだと思いますが、換気扇の寿命も少しは伸びると思います(笑)

ただし、カビの発生はイヤなので、しばらくはお風呂の湿度測定と共に、床や壁にカビの発生がないか、注意していきたいと思います

また、湿度の異なる夏場と冬場で湿度がどうなるか、検証が必要ですね

特に、乾燥する冬場は今回の設定で問題ないと思いますが、ジメジメの夏場はデータを再度取ってみる必要があると思います

今回は、ここまでとします

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました

では、また!

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