何ですか、それ?
現在、仕事のテーマの一つとして「ゼロカーボンの推進」を担当しています
先日、長野県の「ゼロカーボン」の取り組みを確認するために、遅ればせながら「長野県ゼロカーボン戦略」を読みました
「長野県ゼロカーボン戦略」は冊子になっているのですが、その50ページに「信州屋根ソーラーポテンシャルマップ」なるものを発見しました
なかなか面白いものでしたので、紹介したいと思います
信州屋根ソーラーポテンシャルマップ
長野県のホームページには次のように書かれています
「信州屋根ソーラーポテンシャルマップ」は、建物ごとに太陽光発電・太陽熱利用のポテンシャルが閲覧できる仕組みです。地域の日照時間、屋根面積・傾斜などに応じてシミュレーションした値をポテンシャルとして表示しています。
<対象地域>
県内全域(一部※除く)
※軽井沢町、木曽町、麻績村と山形村の一部
<以下の専用サイトURLからご覧ください>
https://www.sonicweb-asp.jp/nagano_solar_map/
※2019年6月10日から東信・南信(一部除く)を、12月20日より中信・北信を加えた全県(一部除く)を公開中
専用サイトのURLをクリックすると、長野県の地図が出てきます
その地図の自分の住んでいる地域(これから家を建てたい地域)をクリックすると、Google Map の航空写真地図らしきものが立ち上がり、その地図上の各家の屋根が赤色あるいは黄色に塗られています
赤色は、太陽光発電の屋根として「最適」、黄色は「適」という診断結果になります
同じ地域でも赤や黄色がありますので、屋根の向きや高さ等考慮されていることがわかります
「最適」「適」の診断は、太陽光発電と太陽熱利用の2種類について選択できます
このマップにより、既存の屋根に太陽光パネルを付けた場合に「最適」かどうか見える化ができているわけですね
これから新築する場合も、太陽光パネルを付ける場合の屋根の向きの参考になると思います
ちなみに我が家は「最適」でした!
(地図が古いのがちょっと気になりましたが(笑))
東京ソーラー屋根台帳
長野県以外にも同じようなマップがあるに違いない、と調べた結果、東京に「東京ソーラー屋根台帳」なるものを発見しました
「信州屋根ソーラーポテンシャルマップ」とほとんど同じ内容ですが、分類は「最適」と「条件付き適」になっています
都心部はほとんど黄色ですので「条件付き適」です
高層ビルの影響で太陽光が届かない場合が多いのかもしれませんね
なんか地図を見ているだけでワクワクしました(私だけ?)
まとめ
- 「信州屋根ソーラーポテンシャルマップ」「東京ソーラー屋根台帳」は、太陽光発電利用のポテンシャルが閲覧できる仕組みです
- よくここまで調べたなあ、と感心しました
このようなシステムで、ネット上で簡単に見つけられたのは、今回紹介した2つのシステムでした
他の都道府県にもあるかもしれませんが、長野県と東京都は太陽光発電の設置に積極的なのかな、と感じました
これから太陽光発電を検討される方は、このようなシステムを活用するといいですね
今回はここまでとします
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました
では、また!