電気会社の切り替えは慎重にした方がいいよ
仕事柄、地元の中小企業回りをするのですが、最近の困りごとナンバーワンは「電気料金の値上がり」です
地元の中小企業は、コロナの影響をあまり受けず、好調を維持していたのですが、「電気料金の値上がり」と「原材料の値上がり」が経営を圧迫しています
新電力会社の現状
どこの企業へ行っても「新電力会社へ切り替えたのだけれど、ここへきて値上げ率がとんでもないことになっている。中部電力へ戻したいのだけれど、法人の新規契約は停止しているからどうにもならない」という話しをよく聞きます
日本経済新聞によりますと
中部電力の電力小売子会社、中部電力ミライズが法人向けの電力プランの新規契約を一部停止した。燃料高騰を理由に契約先の新電力から値上げや供給停止を提示された企業による申し込みが増え、適切な価格や供給量を担保できないと判断した
となっており、本当に危機的な状況です
これは企業(法人)に関することなのですが、個人についても電気料金の値上がりは続いており、電気に関する状況は危機的である、と認識しておいた方が良いと思います
新電力会社の6割は赤字である、という記事も最近見ました
光が全く見えない状況ですね
新電力会社への切り替えは?
以前の記事で、電気料金を下げるには、新電力会社への切り替えを考えてみてはいかが?という提案をしたのですが、現時点ではこの提案は取り下げます
新電力会社は、ローコストを武器にシェアを広げてきましたが、電力供給量を確保できないことから経営がかなり苦しくなってきたようですからね
今後も、原油・液化天然ガス(LNG)の相場高騰をはじめとする、世界的なエネルギー需要のひっ迫が想定されており、発電量の多くを火力が占める日本では、さらに電気料金が値上がりする可能性があります
我が家の電気代
我が家の電気料金ですが、昨年と比較して非常に高くなりました(使用量も増えました)
今年の冬は、例年になく寒く、エアコンがフル稼働だったためですが、イメージとしては、昨年の2倍の料金になりました
請求額を見て、思わず目が点になりましたよ
高断熱住宅でなかったら、もっと電気料金は高くなっていたと思います
ぞっとしますね
1年間の電気代収支は、8月ごろに報告したいと思います
当分の間は、こまめな節電をして、電気代クライシスを乗り切るしか、対策はなさそうです
今回は、ここまでとします
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました
では、また!