新築したけど後悔だらけ、という話しをよく聞きます
考えていたよりも寒い、間取りに不満がある、シーリングライトやダウンライトの選択を間違えた、予算をかなりオーバーしたなどたくさんの後悔を目にします
私は、このような後悔はなく、基本的には満足した家になりましたが、細かな点でこうすればよかったと思うことはいくつかあります
今回は、その細かな後悔ポイントを紹介しますので、みなさんの家づくりの参考にしてください
玄関が暗い
以前に紹介しましたが、我が家の玄関ドアは「YKK ap イノベストD70」です
設計時にはドアの横に縦長のFIX窓を入れる予定でしたが、図面チェックで窓が入るスペースが無いことがわかりました
玄関には当然ライトをつけますので、太陽光が入らなくても暗くはない、と考え窓をつけない設計で進めました
しかし、完成してみると、玄関が暗く感じます
LEDライトをつけると問題ないのですが、ライトを消すと真っ暗です
普段ライトをつけるからいいじゃないか、と思うのですが、やはり太陽光は入れたかったな、と今さら思う次第です
みなさんへは、玄関にはFIX窓をつけ、太陽光を取り入れることをオススメします
(FIX窓にするのは、気密性確保のためです、この窓は開閉する必要性がないため、FIX窓で十分です)
なお、我が家の玄関ドアの性能については、次の記事をお読みください
壁の掃除ができない
我が家の通用口は、家族用の玄関です
つまり、靴の履き替えをそこでしますので、靴の土が壁についたりします
我が家の壁は「カイム ビオシール」という塗装壁ですので、塩ビクロスのように濡れ雑巾で拭くことができません
塗り壁や塗装壁は、土などの汚れが付いたときには、消しゴムで丹念に落とす作業が必要になります
これが、面倒くさい!
トイレは、壁の掃除が必要と考え、キッチンタイルを腰板に張り付けました
これにより、掃除はさーと一吹きで簡単にできます
通用口にもトイレのように腰板を張り付ければよかったと思います
キッチンタイルでは見栄えが悪いので、木製の腰板であれば掃除も楽ですし、見た目もよかったと思っています
本棚が足りない
私の書斎には、造作で本棚を作ってもらいました
タモ材で作ってもらったこの本棚は、とてもおしゃれで大変満足しているのですが、すでにこの本棚は本でいっぱいになってしまいました(本と言っても、ほとんど漫画ですが)
つまり、本棚が足りません
書斎と言っても、1.5畳ほどの狭いスペースなので、市販の本棚を置くスペースもありません
とりあえず、A4が入る棚は上下に2分割して本が入るような工夫をして収納量を上げようと思っていますが、すぐに棚が不足することは目に見えています
収納には万全を期して設計したのになあ
本棚をもっと造作しておけばよかったと後悔しています
キッチンタイルフロアが狭い
キッチンエリアはタイルフロアを使用しましたが、キッチンのシンクから水撥ねが結構あり、キッチン横の床材にその水滴が付きます
我が家の床材は、無垢のウォールナットであり、水滴が付くとそこが白く色が抜けてしまいます
つまり、キッチン横のウォールナットは白いマークがたくさんあることになってしまいました
補修は簡単にできるのですが、それを頻繁にするのは面倒くさく、今はそんなもんだと白いマークが当たり前になってしまいました
もう少しキッチン周りはタイルフロアを広く取っておけばよかったな、と思います
猫用ドアが欲しい
我が家には10歳のオス猫がいます
前の記事にも書きましたが、この猫の出入り用ドアがあればよかったな、と思います
我が家の猫は、夜中の1時と朝方4時に家の中を動き回ります
そのためにドアを少し開けておくのですが、時々ドアが閉まっていることがあり、そうすると猫はドアを開けてくれ、と大騒ぎします
つまり、夜中の1時と朝方4時にベッドから起きなくてはならなくなるのです
そんな時は、猫用ドアがあればよかったなあ、としみじみ思うわけです
まとめ
細かなことですが、こんな後悔ポイントがあります
- 玄関が暗い
- 壁の掃除ができない
- 本棚が足りない
- キッチンタイルフロアが狭い
- 猫用ドアが欲しい
どれも大した内容ではなく、深刻なものはひとつもありません
世の中には、後悔だらけで引っ越したい、なんて深刻なケースも目にします
みなさんは、そんなことが無いように、事前の研究を丹念に行い、後悔の無い理想の家を建ててください
今回は、ここまでとします
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました
では、また!